2023年12月17日(待降節 第三主日)

ケン神父のメッセージ:

皆さんおはようございます。久しぶりですね。間もなくクリスマスですね。残念ながら、私はクリスマス前最後に会う機会になります。ちょっと早いですが、クリスマスおめでとうございます。そして、ほんの気持ちですが、皆さんに、ピンクの袋を配りました。その中で、小さなお菓子があります。そして、馬小屋のクラフトがあります。そして、クリスマスの日に飾るベルと3つの物が入っています。どうぞ皆さん、喜び一杯の気持ちで、今年のイエス様の誕生日を迎えてください。また、ピンクの色には大切な意味があります。今日の典礼カレンダーの中で、待降節第三日曜日です。これは伝統的にピンクの色を神父が付けます。皆さんも、私の喜びに合わせるために、ピンクの袋も配りました。

 最初にどうして「喜びの日曜日」を祝うのでしょうか?振り返りましょう。第二バチカン公会議(1962年10月11日-1965年12月8日)の前に、待降節は四旬節に似ていました。この伝統は、9世紀から始まりました。有名なシャルルマーニュの時代から始まったそうです。その時に、11月11日からクリスマスまで、毎週3回断食をしました。信者たちはつらい思いをするので、教会が待降節の真ん中に断食を休む日を作りました。それが今日の喜びの日曜日です。その日は断食をしないで食べる日になりました。よかったね。そしてその文化は、1200年間続きました。バチカン第二公会議は、その習慣を止めて、断食の義務を止めました。しかし、待降節第三日曜日の喜びの日曜日はそのまま守られました。

私個人で待降節と食べ物の話は、ちょっと薄い意味だと感じます。私にとって喜びの語源は大切です。それは自分のためではなく、他の人に喜びを与えるということです。今日のすべての朗読は、この喜びの態度を表します。共通のポイントは、喜びの源は神様です。第一朗読は、イザヤ書から登場します。預言者イザヤは神様を優しいお父さんとして、私たちの身体と心のニーズを満たすために、何でも与えるそうです。そして、今日の詩編の祈りは、代わりにマリア様の賛歌が出てきます。それはマリア様が親戚エリザベットを訪問した時に、神様に賛美する為に、歌を歌ったことです。内容は神様が彼女をイエス様のお母さんとして選んだことと、救い主を贈られたことに感謝の気持ちを表すためです。第二朗読の中で、聖パウロの文章が出て来ます。彼は自分の信者たちに、いつも喜びなさい、いつも神様に感謝をしなさいという内容です。神様を賛美する為に祈りが大切だと書かれています。そして、福音の中で、もう一度洗礼者ヨハネが出て来ます。先週の福音も洗礼者ヨハネの説明が出て来ました。その内容は、彼の服装、食べ物、住んでいる場所と洗礼式を授ける内容でした。今日も洗礼者ヨハネが出て来ますが、内容は違います。内容は、彼の人間性についての内容です。エルサレムの司祭たちとファリサイ派の人々も、ヨルダン川に来て、彼に色々と質問を与えました。そして洗礼者ヨハネが「私はメシアではありません。エリヤではありません。モーゼのような預言者でもありません。」と答えました。さらに彼は「私は救い主の準備をするために来ました。」と言っています。彼は謙遜的に、「履物のひもを解く資格もない。」とも言われています。皆さん、洗礼者ヨハネが最もカトリック教会の歴史の中で大切な人物です。また私たちたち一人一人のための良い模範です。彼の重要な仕事は周りの人々のためにイエス様がどこにいらっしゃるか教えるためです。それも私たち信者の課題です。イエス様の源は、祈りの中、秘跡の中、聖書の中、そして愛の業の中で見つけることが出来ます。どうぞ皆さん、この尊い福音宣教を頑張りましょう。私たち洗礼者ヨハネの忘れない祈りは、御聖体を頂く前に言います。それは平和の賛歌の内容です。洗礼者ヨハネは人間の中で最初に、イエス様の中に救いの力を見つけた人間でした。彼のキーワードは「神の小羊」です。

最後に私がもう一人の大切な聖人のクリスマスの喜びについて感謝したいと感じます。それはアッシジの聖フランシスコです。今年は800年前に聖フランシスコが初めて馬小屋セットを発表した記念日です。12月9日、バチカンの前で彼の役割を感謝するために、特別な馬小屋のセットを作って、教皇様が祝福しました。アッシジのフランシスコは、聖地の十字軍の戦争の時に、平和を作るために訪問しました。それは1219-1220年の出来事です。その訪問の時に、イエス様の住んでいた場所を全て見て、とても感動しました。そして、イタリアに戻って信者たちもその同じ体験ができるように、馬小屋のセットのアイディアを考えました。戦争がありましたので、巡礼が危険だったからです。実は馬小屋のセットはとても簡単でしたが、町の信者が劇のように、その流れのまねをしました。それが終わってからミサもありました。目的は御聖体とイエス様の人生の物語が関係あると証明するためです。私たちの現代の教皇様フランシスコも、馬小屋セットは大切だと何回も言われました。彼にとって、馬小屋のセットは福音宣教の道具です。信者ではなくても、この美しい環境を見て、イエス様の重要な意味を感じることが出来ます。それは、神様が私たち人間を愛しますので、イエス様を通して、訪問したことです。イエス様の馬小屋の物語の中で、天使たち、羊飼いたち、助産師たち、東からの学者たちの模範を通して、私たちもお互いのニーズを満たすために、何ができるかチャレンジします。そして、馬小屋の粗末な雰囲気が大切です。その意味は、アダムとイヴの失敗からどのくらい人間の心がおちてしまったかを感じるためです。そしてイエス様が世界を美しくリスタートするために、この世にいらっしゃいました。これはクリスマスの重要なポイントです。すべて神様の愛の業です

兄弟姉妹の皆さん、今日待降節の第三日曜日にイザヤ、マリア様、聖パウロ、洗礼者の喜びの模範を見習って、現代の社会をより良くするために、神様の愛の革命の集会に集まりましょう。皆さん、メリークリスマス!神様の祝福が皆さんと皆さんの家族の上にありますように、私は祈ります。ありがとうございます。

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