2024年5月19日(聖霊降臨)

ケン神父のメッセージ:

こんにちは、聖霊降臨の日曜日おめでとうございます。今日はカトリック教会の誕生日です。私たちは1991歳です。拍手をお願いします!私たちはどのようにしてここまで生き延びてきたのでしょうか?それは聖霊のおかげ様です。洗礼は私たちを原罪から救い、カトリック教会の一員にしてくれました。そして、堅信秘跡を通して聖霊を受けました。聖霊は私たちの信仰を実践するために、ミサから私たちを教会から押し出します。それがミサの終わりの祈りです。今日私たちは、初期キリストの使徒たちとマリア様が聖霊を満たし、私たちカトリック教会を組織してくださったので感謝いたしましょう。

実は、イースターの日曜日の夕方、イエス様は彼らの前に現れ、ペンテコステまでの勇気を与えるために、息を通して聖霊の力の一部を彼らに与えられました。ペンテコステの日曜日、聖霊は聖ペテロに、カトリック教会の初代教皇として最初の説教をする力を与えました。イエス様が死に、復活し、天に昇られた後、弟子たちは混乱し、恐れ、エルサレムの家で自分たちの正体を隠して日々を過ごしました。聖霊降臨の日に弟子たちとマリア様も新しい愛と勇気を頂きました。そして世界福音宣教が始まりました。その日、聖ペトロも新しい教皇様としてはじめの説教をしました。

聖ペトロと同じく聖霊から頂いた聖人の話を少ししたいと思います。それは聖マザー・テレサです。皆さんは彼女の生涯について少しご存知だと思います。彼女は実は宣教師になりたかったのですが、代わりにインドのカルカッタにあるロレット修道女会の女性学校に地理の教師として働き始めました。第二次世界大戦が終わり、インドがイギリスからの独立を目指して戦っていたころのことでした。修道院の中では、シスターや生徒たちは修道院の高い壁に守られていたが、外の戦いの声が聞こえ、恐怖の中で暮らしていました。マザー・テレサは、修道院の塀を出て、飢えて苦しんでいる人々を助けるために外に出るよう神様から呼びかけられたと感じました。マザー・テレサは、人々を助けなさいという神様からの呼びかけを聞きました。そして彼女はローマの教皇に手紙を書き、教皇は修道院の壁を出て、世界中の貧しい人々を助けるために新しいシスター修道会を始めました。マザー・テレサの話は、私たち現代のカトリック信徒にとっても、堅信秘跡で授かった聖霊の賜物をどのように使うかを理解するのに役立つと良い模範だと思います。大切なのは、恐れを飛び越え、神への愛、自己への愛、他者への愛の力をもって、生活における問題から隠れることをやめることです。

子供の頃、私たちはみんな 「かくれんぼ 」をしましたね。しかし、大人になった私たちも、霊的な「かくれんぼ 」を続けているかもしれません。たとえば、やるべきことが多すぎて、教会ミサに行くのを避けてしまう。時間がないから、祈ることから隠れてしまう。神様は子供だけのものだと思っているのでその宗教の習慣を隠します。また、自分の人生は自分でコントロールできると思うから、神様の助けから隠くします、等です。しかしみなさん、神は決してわたしたちを探します。「ケンちゃん、どこにいるの?」と呼びかけています。

神は聖書の初めから、隠れている私たちを探し始めた。アダムとイブがリンゴを食べた後、恥ずかしくなって楽園の園で神から隠れたことを覚えていますか。それと同じように、神は私たち一人一人を探して、神が私たちを愛し、私たちの罪を赦してくださることを伝えるために日々を過ごしています。素敵ですね。かくれんぼの醍醐味は、実際に見つけてもらうことです。神様に見つけてもらえるなんて、素敵だと思いませんか?

みなさん、今日は私たちカトリック教会の誕生日におめでとうございます。今日、聖霊から新しい勇気と愛を頼んで個人の問題から隠れることをやめて、愛と勇気を使って乗り越えましょう。そして、神様が私たちを見つけてくださるように、毎週日曜日のミサに参りましょう。ありがとうございました。Happy Birthday.

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